さあ、旅にでかけましょうか
黒いキノコ 天狗の飯匙

花を育てていると時々キノコが生えてくる。

あまり見掛けない色と形だったので、観察(?)してみる事に。

黒いキノコが生えてきた。

艶の有る小さな黒いキノコ。

3月20日花に水をやっていて気が付いた。

3月27日の様子。

一週間も経っているのに、少し伸びただけで傘が開く気配がない。

大体2日に一回の水やり。

さらに4月13日。

頭の部分に溝が出来た様な…。

軸がイボイボしている。

長さ2㎝、軸の長さ1.2㎝、太さ4㎜。

やっぱり傘は開きそうにない。

4月23日。

あまり変化がない。

随分ゆっくり成長するキノコの様です。

見つけてから1ヶ月くらい。

干からびてきた⁉

軸はしっかりしているけれど。

別角度からも。

結局傘は開かない種類の様です。

小さいけれど、面白かった。

同じ鉢の中に

あれ?

いつの間にかもう一つ生えてきている…。

さらに小さく、長さ1.5㎝程。

軸の色も薄いです。

個体差の大きなキノコなのかもしれませんね。

調べてみたら

子嚢菌類 ビョウタケ目 テングノメシガイ科 テングノメシガイ属

春から秋の、針葉樹や広葉樹林の湿気の多い地上に発生。
「天狗の飯匙」は黒くて細長い匙(飯匙=しゃもじ)の様な形のキノコです。
頭部の直径は3~15ミリ程度で、浅い縦溝が入っており、表面は黒いビロード状で全体に剛毛が生えています。頭部の形状は槍の穂先の様にやや先端が尖っているものや、真っ直ぐに伸びているだけのものなど、個体差があります。
長さは2~7㎝と小さく、目立たない。
似た種が多く、そのなかには毒を含むものもあるので、食用には不向き。

山と渓谷社 日本のきのこ 等を参照していますが、間違っていたらご指摘下さると有難いです。

山の中でもあまり見かけないのですが、植木鉢の中の環境って自然の山野に比べていいとは思えないのに…?

時々私が見かけるキノコ等のお話しも出来たらいいなと思うので、お付き合い下さると嬉しいです。

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京都府南部、山城地方を歩いています。ものすごい速さで失われていく沢山のものごと。一枚の写真、ほんの一文でも、いつか誰かの役に立ちます様に。

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